この日は本当に気持ちよかった。
夜の静けさは、心に静けさを運ぶ。
少し前までは、夜がたまらなく嫌だった。
でも最近は、何故か、夜も友達。
外を眺めていると、
目に映るもの全てに、人間を意識する。
目に映るもの全てが、世間を意識させる。
そして俺は、生きてるようで、死んでる。
死んでないようで、死んでる。
でもやっぱ生きてるっていうね。
わけわかんねー感じ。
神や仏がいるまえに、
家族や友達がいる。
そんで自分がいるんだな。
自分がいれば家族も友達もいる。
まずは自分を自分で楽しまないと。
今は自分が自分でいたらだめだ。
自分という得体の知れない存在を客観的に楽しもう。
そういう時期も俺には必要かもしれない。
俺は俺であって俺でない。
俺は俺になるための俺で在る。
そして俺になるために俺になる。
進む。
すすむ。
ごはんがススムくん。
幾千もの光と、
一筋の光彩で、
バイスを照らしてくれ。