11.30.2010

KUMAMOTO様

日本に帰ってきた。


1年振りの熊本。


たった、


たった1年だけど、


状況は変わってる。


俺自身も変わったんだろう。


故郷に帰って、違和感を感じる。


故郷に帰って、寂しさを感じる。


故郷に帰って、孤独を感じる。


故郷に帰って、自分の弱さを、

ひしひしと感じる。



飛び降りる


というより、落ちてしまいそうな感覚に陥るのは何故だろう。


人に会いたいという気持ちと、


会いたくないという気持ちが、


同時に、俺の心にあるのは何故だろう。


死にたくないけど、


死ぬとどうなるんだろうとふと思うのは何故だろう。


それでいて死という文字が恐怖に感じるのは何故だろう。


とりあえず俺はまだ死なないな。


死ねないし、死なない。


俺には理解者が必要だ。


心の底から、待っていてくれる人が必要だったのかもしれない。


心の底から、待っていてくれる場所が必要だったのかもしれない。


もしかしたら、


心の底から、待っていてくれた人もいるのかもしれない。


もしかしたら、


心の底から、待っていてくれた場所もあるかもしれない。


そうだとすれば幸せだ。


いるにしても、あるにしても、


いないにしても、ないにしても、


いたにしても、あったにしても、


いなかったにしても、なかったにしても、


いる、いた、


ある、あった、


俺がそう感じることができれば幸せだ。


全ては俺の中だけでの問題なんだろうと思う。


ただ俺の中だけ。


今俺が感じてることなんて、ただのマスターベーション。


そんなもんわかってんだよ。


ただ、


熊本に着いて初めて地に足をつけ、


空気を吸い、周りを見たときの気持ち。


家にたどり着くまで、ゆっくりと歩いたときの気持ち。


それを信じるしか、今の俺にはない。


あの気持ちというか、あの直感というか、


あれを信じようと思う。


あれを信じるしかない。


なんとなく、


逃げるようにして、この場所を出るしかない。


このなんとなくは嫌だけど、


事実として、俺の中にある。


嫌だけど、事実なんだ。


その事実も受け入れて、


でもそれ以上にあの時のあの気持ち、あの感覚を信じて、出よう。


こんなこともいつか笑えるように。


変わらない友達とずっと笑い合えるように。


しょーもないんだどーせ。


しょーもないことが、しょーもないことになるまで、


俺にはしばらく時間が必要だな。


うんこだな俺は。

11.02.2010

旅と仲間

今日、一緒に旅したGOSHU aka GO-Gさんが帰国した。


ボケてしまった最後の1ショット

日本へ向かって飛んで行くGO-G

こんな素晴らしい青空に包まれて機上の人となった。
でもこの飛行機、GO-Gの便じゃないです。
実はテキトーに撮ったやつ。
この飛行機はどこへ行ったんだろう。
しかしGO-Gのも、こいつも、今日の青空へ飛び立ったことに違いはない。


まぁ金欠だろうとなんだろうと、
帰る理由なんてなんでもいいじゃねーか。


自由でいいんだ。
常に自由なんだ。


距離にして約3000キロ、
時間にして約2ヶ月の旅。


俺達は完全に自由だった。
そしてテキトーだった。


GO-Gさんは俺にとってパイセンにあたるけど、
この人にはそんなパイセンなんて言葉はお互い屁理屈。
でもやっぱパイセン。
しかしパイセンでありながら友達。
そして何よりも、旅仲間だった。


旅ってなんだろうってふと思うことがある。
そん時に俺が思うのは、
常に現状を変えて、常に新しい現実を創っていく。
そしてその現実の中で、全ての感情を感じながら生きるってこと。
まぁこれはただ俺が思うだけであって、答えなんてない。
旅に答えなんてないぜ。
答えがほしけりゃ自分で創る以外にない。
でも創る必要もないと俺は思う。
感じるだけで十分だ。
勝手にやってれば、
勝手にそいつがそいつの旅を創るし、
勝手に旅がそいつを創っていく。


それで十分でしょ。


旅は一人で創るのもいいし、
仲間と創るのもいい。
一人でも創っても素晴らしいもんになるだろうし、
仲間と創っても素晴らしいもんになるだろう。


旅は本当に自由だってこと。
それが旅だってこと。




と、俺らは言う。




屁をこきながら。